七五三を祝う

Dec 7, 2019

七五三を祝う

日本ではちょうどこの時期、とても驚くべき風習が全国で行われます。

日本中の至る所で、子供達が親から色とりどりの着物やスーツ、素敵なドレスを着せられ、日本の神や女神に感謝を捧げるために神社に連れて行かれるのを見ることができます。

そして専門の写真スタジオで素晴らしい写真撮影が行われ、これらの楽しくて貴重な瞬間が家宝として写真に収められ、日本の家族は10年あるいは50年にもわたって、お正月などの親族の集まりの時に、みんなで見ては楽しむ事でしょう。

この七五三と言われる行事では、男の子は通常5歳で、女の子は3歳と7歳でお祝いします。

日本人はかつて、7歳までの子供を、神の子と信じていたので、子供がこの年まで生きられた事を感謝する儀式なのです。

歴史的にみて世界中のほとんどの地域で、医療が発達する以前、子供の死亡率は高かったので、このように日本でも子供の生存を祝い、立派な大人になるように、神道に成長を祈るようになったのです。

勤勉な日本人が厳しく忙しい時間の中、このように手間をかけて、まさに一期一会の機会を作り、祖先と日本の伝統を称えるのは素晴らしい事だと思いませんか?
((以前に「一期一会」についてのブログ記事を書いています。こちらからお読み下さい。))

参考:この古代からの儀式は平安時代に始まりました。 794年から1185年 (平安時代についてはこちら).