狂気のマグロ
狂気のマグロ
個人的には、私は絶滅の危機に瀕しているものは食べませんが、それは私だけなのかもしれません。
またもや日本人は海の幸に桁違いな価格を付けました。
東京の豊洲市場で開催された2020年の新年の初競りで、クロマグロ一匹に1億9千320万円という史上2番目の高値が付きました。
昨年(2019年)、歴史的で伝説的な築地から市場が移転した後、豊洲で初めて開催された新年の初競りの最高額記録のクロマグロは、もう全て食べられてしまっているはずですが、3億3千360万円というとんでもない金額でした。
さて、今年の話に戻りますが、276Kgのクロマグ1kgあたりの金額は、なんと70万円です。
今回落札したのは、東京を拠点とする寿司レストランチェーン「すしざんまい」の運営会社である喜代村コーポレーションでした。
同社によると、昨年まで首都圏の主要な魚市場があった、築地近辺のチェーンのレストランでこのマグロを提供すると発表しました。
マグロは確かに美味しいのですが、私にとって、そこまで特別なものとは思えません。
新鮮なアワビの肝やウニは高価なマグロに匹敵する美味しさです。
脂がのった戻り鰹、ヒラメのえんがわ、カニ味噌で、あなたの味覚は更にくすぐられるでしょう。
あなたに約束します。たった一口に10,000円を支払うことなく、食事が終わった後、とても満足な気持ちになることを。ましてや、絶滅に近いクロマグを食べなかったという良心も残ります。
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