私の友達と神風特攻隊

Mar 3, 2021ブログ, 文化

私の友達と神風特攻隊

「神風」とは神と風を意味します。

出撃を命じられた日本の若者は、大日本帝国のために彼らの命を犠牲にしました。特別特攻隊(通称:神風特攻隊)は歴史上最も悲劇的な事実だと言えるでしょう。

kamikaze fighters

はるか昔の事ですが、私の亡くなった親友のススムが、風光明媚な三浦半島の彼の友人の実家に連れて行ってくれました。

そこで、私たちは彼の友人の先祖代々の家に滞在させてもらいました。ススムの友人である女性の父親は、この地域の大手のマグロのブローカーでした。

ブローカーとしてだけでなく、賢明で非常に裕福な商人として、この男が故郷でどれほど重要な人間であったと言う事には、その時の私達は気がついていませんでした。

私は彼をマグロオヤジと名付けました。Atlantic blue-fin tuna
つい先日、私はその三浦半島の親愛なる旧友の女性に、久しぶりに連絡して話したのですが、その時に彼女のマグロのブローカーの父親が、実は神風特攻隊に所属していたと打ち明けられました。

彼女の父親と彼女にとって幸いな事に、大日本帝国のために命を犠牲にする前に、戦争は終わったのでした。
今振り返ると、マグロオヤジが後に「成功」したように、人生がいかに繊細で儚いものであるかを、彼の生き方が物語っていると感じます。

彼はビジネスを築き上げました
毎日の生活
それが彼の最後だったように
考え方のように
大和魂に燃えた
彼の番を待っている間
彼の片道行きの航空機で
彼の人生を犠牲にするためだけに
死にゆく日々に
最後の戦いの

Kamizake Fighter On The Last Mission

マグロオヤジに最後に会ったのは、私の両親が日本に来た時でした。

彼は自宅での大晦日のパーティーに、私達を招待してくれました。そしてその時、私のと戦争について話したいと思ったようです。

幸いなことに、私のは生まれるのが遅すぎ他ので(1935年 昭和10年生まれ)考えられないような大量虐殺の戦争に参加することありませんでした。ですから、私の父はカナダ人としての戦時中についての話題は出なかったように思います。

目を丸くした弟に、英雄の物語を語る兄のように、その戦争の会話の中で、彼らは本当に素晴らしい絆を結んだように見えました。そして私は、二人の非常に異なる魂の間で通訳をしたことを今でも忘れられません。

かなり昔、外国人がまだ珍しかった頃、様々な家庭の食事に招待されることがよくありました。

仏壇の上の壁には、必ずと言っていいほど、軍服や制服を着た若い男性の写真が飾られています。仏間は、日本人が死者を称える場所だからです。

遺影第二次世界大戦

私は今までの人生で、戦争で亡くなった人の関係者に、直接出会ったことは一度もありません。

R・タガート・マーフィー教授の素晴らしい作品「日本と過去の束縛」の「さらに読むための提案」のセクションを掘り下げて、「失敗の貴族:日本の歴史における悲劇的な英雄」に出くわしました。 アイヴァンモリス。

The nobility of failure tragic heroes in the history of Japan

神風特攻隊」のセクションがあり、悲劇的なことに「もし私達が失敗したら…」と題でした。

日本帝国の犠牲者である若者の、破滅的な最後の日は、彼らの家族への手紙、別れの詩、これらは帝国の息子達の記述に記されていました。

日本の英雄の多くの悲劇的な物語のように、勝利を感じる事も無く、特攻隊員は最終的な運命に向かう途中で、天皇にバンザイをして彼らの任務を遂行しました。

その時のその若者達の心は、私達には計り知れない。まだ10代という若さで家族から去り、自分の夢を捨て、日本のために自分の人生を犠牲にした。

私たちが落ちるかもしれないなら
春の桜のように
とても純粋に輝く

この世での最後の日を儚んで読んだ一句。

日本人は儚い人間の状態に、絶妙な言葉を持っています。

儚い Fleeting Time儚いとは、自分の魂の奥底で感じられるものであり、つかの間の瞬間を捉える方法を理解し、人生の意味を理解することです。

the meaning of life