言霊

言霊

言霊

言霊

バタ臭い西洋人の私がよく考えもせずに、あまり良くない言葉を発した時、私の知恵深い妻に度々注意されます。

Swear Words

彼女はその時にいつも「言霊」が思い浮かぶと言います。

もちろん、私たちが発する言葉にはパワーがあるということはご存知かとは思いますが、それが良い意味の時にはもちろん、悪意が籠っている時はさらに強力なものになります。

例えばあなたが誓いの言葉を言うことで、誰かと二人の幸せな人生を約束することができます。

その一方で、軽率な言葉は誰かの心を壊し、二度と立ち直れないくらいの傷を残すことも可能なのです。

私にとって更に問題なのは、日本語はとても深く、パワーのある言語なので、別の言語を話す時に一番難しいと思うのが日本語なのです。

ここ日本は非常に厳しい縦社会です。例えばある人を呼び捨てにしてしまったり、役職を読み間違えたり、言葉遣いを誤ったりすることがあると思います。大したことがないように思われるかもしれませんが、これが大きな問題となり、後々まで大きなトラウマになるのです。

trauma

時々愛しの妻は私に「一言多い」または「必要のないことを言っている」と言います。そしてよくよく自分が言った事を考えてみると、大方彼女が正しいです。

日本語が非常に面白いのは、日本人はなるべく完結に話す事を美徳としています。これは数百世紀前の、口が軽い人間が一瞬で自分の首を切り落とされるという歴史から、DNAに書き込まれているのです。

私はこのような日本のコミュニケーションについて「以心伝心」「日本人のテレパシー」というブログを書きました。これらのブログの投稿は日本人の言葉によらないコミュニケーションについて解説しています。

Telepathy

さらに、「言霊のさきわう国」「言葉の精神力が人生に幸せをもたらす」という興味深いフレーズがあります。

毎日このような言葉の力を思い出しましょう。私たちはみな地球に住む人類として、「言霊」を忘れずに、良い事を普及しながら生きていくことが大切だと思います。

笑点

笑点

笑点

笑点

1966年5月15日から長期に渡って放送されている、笑点という非常に興味深いテレビ番組があります。

Old Shoten Picture 笑点

これがどんなに長いかという事をイメージしていただきたいのですが、私が30数年前に日本に来てから、既に司会者が3人目なのです。この司会者たちは、この仕事を死ぬまで辞めることはありません。すなわち、辞める時は死ぬ時なのです。

私の愛しの配偶者と私は週末の仕上げに、日曜夕方17時30分から30分間のこの番組を毎週末楽しみにしています。

この番組はとても面白いのですが、時々古い日本語を使うので、分かりづらい時もあります。鋭い頭の回転、毒舌、他のメンバーへの侮辱愛。これはすごいエンターテインメントです。日本語を深く勉強したい方は、これを観れば日本語の麗しさや、ニュアンスが勉強になり、病みつきになるでしょう。

司会者が台本を読み、7人の落語家が色とりどりの着物を着て、面白いジョーク、駄洒落、侮辱、定番のネタなどなど盛り沢山です。そして座布団運びの山田さんをみんなでいじめるのも定番のネタの一つです。

座布団運びってなんでしょう?6人のメンバーが面白い回答をして、司会者が良いと判断すると、座布団運びの山田さんに追加の座布団を持って来させます。しかしながら、回答者がつまらないことを言った場合は、逆に座布団を没収します。そして10枚座布団を獲得した回答者が勝者ですが、滅多に10枚に届くことがないこともギャグの一つになっています。

自分で言うのも何ですが、私はとてもユーモアのセンスがあると思います。それは私のおじいちゃんから引き継がれていると思うのです。笑うということは心と魂に栄養を与えるということです。それが私の今日の笑点。

一期一会     〜 一生に一度 〜

一期一会 〜 一生に一度 〜

一期一会 〜 一生に一度 〜

一期一会 〜 一生に一度 〜

日本語の美しさは、私をがっかりさせることは決してありません。

一期一会:一生に一度のチャンス。

この絶妙な4文字熟語の解釈は次のとおりです。

1つの出会い、1つの機会-茶道のこの概念は、“すべての出会いを一生に一度の、または一般的に普段の生活を送るときに通過する稀な機会、瞬間を大切にする”と意味しています。

自分の時間の中での、一つ一つの瞬間を独特な出来事として扱います。

出会いは独特で、特別な瞬間があり、私たちの一部になります。

私の経験から言うと、毎日が一期一会の出来事でいっぱいです。たとえば、一人で歩いているときに、水田からサギが飛び立つのを見る。これが一生に一度の出来事の美しさなのだと認識すると、一期一会の本当のより深い意味を理解し始めるでしょう。

確かに、親愛なる読者のあなたと私も、あなたがこれを読んでいる間に一期一会を体験しています。

親愛なる読者とLand Of The Rising Sonがあなたと一生に一度の独特な出会いをすることを目的に、私はこれを書きました。あなたがこの投稿を読んでいる間は、つかの間ですが、一期一会を体験しているということです。

毎日目を覚まし、一期一会の意味を心に持って生きてください。
そうすれば、日本人の心と日本のやり方を、より深く理解できるようになるでしょう。

外来語

外来語

外来語

外来語

私は日本人に、あなたの英語の語彙力は豊富ですねとよく言います。ただ、外来語を認識して発音を直せば語彙力が更にアップできますとも言います。

外来語というと、日本人に馴染みがあるのは主に英語やポルトガル語からの言葉でしょうか。

日本語の言葉もたくさん外来語になっているのをご存知ですか?

英語も日本語からの外来語がどんどん増え続けています。

例えば、寿司は昨今世界中で流行っていますね。
「寿司」という言葉はもちろん英語にはないので、“sushi” という日本語のまま使えます。

考えてみると他にもありますよね。例えば、「さしみ」、「てんぷら」、「つなみ」など。

日本語からの外来語が増えてきている背景には、日本の文化が外国の人から見て興味深く、食べ物も美味しいことが世界に認められてきたからではないでしょうか。

これからも日本語が外来語としてたくさんの国に普及することは間違いないですね。

大器晩成

大器晩成

大器晩成

大器晩成

この4文字の熟語における漢字の意味は、次のとおりです。

大きな船はすぐには造れません。大きく立派になるためには、かなりの時間がかかります。

ですから、あなたにとっても私にとっても、何事も遅すぎることはありません。

重要なのはスタートです。

さあ、次はあなたの番です。

以下は、有名な例です。

森泰吉郎
()


森泰吉郎氏は、1954年から1959年まで横浜市立大学で商学部の学部長を務め、森不動産を設立、51歳で不動産投資家となった学者です。彼の素晴らしい投資は、130億ドルの純資産を作り上げました。1992年には彼は世界で最も裕福な男になりました。森氏の精神はは、信じられないほど美しい建物のなかに今でも生き続けています。これがその一例です。

ハーランド・サンダース
()

ハーランド・サンダースはサンダース大佐としてよく知られており、1952年にケンタッキーフライドチキンをフランチャイズしたときは62歳で、12年後に200万ドルで売却しました。
有名なオリジナルレシピを提供する前はというと、人生初期の仕事は蒸気機関員、保険セールスマン、給油所オペレータなどと多くの仕事をしました。大恐慌の最中、彼はケンタッキー州ノースコービンにある沿道のレストランでフライドチキンの販売を始めました。

レイ・クロック
()


大恐慌の間、クロックはフロリダで不動産屋、紙コップのセールスマン、時々バンドでピアノを弾いていました。その後、1954年に52歳でマクドナルドを買う前に、ミルクセーキ機器のセールスマンとしてキャリアを積みました。彼はマクドナルドを世界最大のファーストフード・フランチャイズ店に育てました。

スーザンボイル
()

「過去は勝手に書き換えられます。自分でする必要はありません。」
スーザンの母親は、イギリスのGot Talentのオーディションを受けるように勧めました。
彼女は人々が外見で選んでいると信じていたので躊躇していました。
彼女の元コーチの絶え間ない説得もあり、彼女は母親への敬意を表して そして自分を試すために勇気を出してオーディションを受けました。彼女は47歳でした。
彼女が舞台に上がって自分の夢について尋ねられたとき、彼女は答えました。「私はプロの歌手になろうとしています」。
観客の中には、彼女が抱えている野心に目を向け始めた人もいましたし、自信の高さにうんざりしている人もいました。
観衆の疑念にもかかわらず、ボイルはそれらを無視し、彼女の受賞作品「夢破れて」を歌い続けました。
彼女が最初のワンフレーズを歌い出すと、彼らの疑問のすべてが畏敬の念に変わりました。
彼女は観客からスタンディングオベーションを、そして審査員から3つの合格を受け、歌い終えてから最高の賛辞を受けたのでした。
実際、彼女が最初に夢見たことは、ある時点で現実になり、イギリスで最も売れているデビューアルバムの1つになりました。

 

なぜ、おばあちゃんを騙するか

なぜ、おばあちゃんを騙するか

なぜ、おばあちゃんを騙するか

なぜ、おばあちゃんを騙してお金をむしり取るの?

他の国と同様に、日本にも犯罪があります。

高齢者への詐欺はここ数年で特に問題となっています。

最もわかりづらく、日本で非常に一般的な詐欺は、

「オレオレ詐欺」

電話の向こう側にいる人が、自分の子供や親戚であると思わせるように高齢者をだまします。これは日本独特のものです。

以下のようにして、高齢者や弱者への電話がかかってきます。

詐欺師:おばあちゃん! 俺だよ 俺!
(日本ではこれが普通ですね: 俺だよ!)

犠牲者:太郎、あなた 太郎?

詐欺師:うん、おばあちゃん、俺「太郎」だよ。

犠牲者:何かあったの?

詐欺師:交通事故をおこしてしまって、運悪くその相手がヤクザがらみの人だから、お金をよこせと脅されていて、300万円必要なんだよ。

犠牲者:ええっ!それは恐しいことね、大変だわ。私はどうすればいいの?

その後、詐欺師は現金の引き出しまたは、ある種の現金の受け取りを設定します。

騙される高齢者たちは愚かでも、孤独だったからという訳ではありません。

ただ純粋に、困っている息子を助けたいと思ってしまうのでしょう。

このような日本の高齢者の子供達への善意を利用した、悪徳詐欺のニュースを聞くたびに、私の心は痛みます。

かなり前のことですが、私の息子の携帯電話に、とある電話がかかってきました。
その人が言うには、「あなたはたくさんのアダルトサイトにアクセスしました。
なので30万円を支払うか、さもなければ両親にこのことを伝える。」と。

これは真っ赤な嘘でした。

幸いなことに、私は自分の子供の気持ちに寄り添って育ててきたので、息子はあらゆる類いの問題が起こっても、私のところに相談しにやって来て、解決策を一緒に見つけ出していました。ですからこの時も私にすぐ電話を代わったのです。

そして私は息子の電話を取りあげ、すぐさまその詐欺師に一喝しました。

非常に興味深いことに、詐欺師の携帯電話番号が息子の電話に記録されていました。
ですから電話を切った後、詐欺師に私の考えをもっと正確に伝えるために電話をかけ直しました。

「じゃあ そのお金を直接うちに取りに来たらどうですか?」と。

詐欺師はあえなく私の申し出を辞退しました。

日本:他のどの国とも違う国。
世界の他の国々で、この種の詐欺が起こる可能性は、ほとんどありません。

日本の高齢者たちは、全体で何十億円もの大金を、こういった詐欺師になんの兆候もなく奪われて失望します。

常に洞察する力を持ち続けましょう。
私が実体験したように、信頼とは、あなたが相手の心のうちを確認した後にのみ、築くことができる事を忘れないで下さい。

今日の教訓:信頼は検証の基に

お人好しの日本人のお金が、信じられないほど卑劣なやり方で奪われています。
以下対策についての関連記事をご覧下さい。

https://yourbengo.jp/shohisha/20/

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki31/1_hurikome.htm

https://ja.wikipedia.org/wiki/振り込め詐欺