雛祭り-桃の節句

雛祭り-桃の節句

雛祭り-桃の節句

雛祭り-桃の節句

毎年3月の初めに、ここ日本では壮大な雛祭りが全国各地で開催されます。

 ご覧のように、日本の古代文化は近代に未だに残っており、現代も健在です。

雛祭りのメインというと雛人形を飾ることですが、男雛と女雛は天皇と皇后と考えても良いでしょう

飾られた人形の衣装は平安時代の皇室のものがモデルになっています。

これらの精巧に作られた雛壇飾りには、三人官女、五人囃子、右大臣、左大臣など、様々な人物の人形が配置されます。

これらの全体を雛飾りと呼びます。

雛飾りは一般的にかなり高価です。品質にもよりますが、五段飾りのセットで20万円から50万円くらいするでしょう。そしてまた、古い世代から家宝として受け継がれる場合もあります。

茨城県のような日本の一部の地域では、各家庭での競争となる時もあり、これらの雛飾りは最高で1,000万円以上の物もあります。

雛飾りの人形たちは一年のほとんどを押し入れで過ごし、女の子とその母親は3月3日の数日前に飾りつけをします。

男の子は雛祭りのお祝いには参加しません。なぜなら男の子は5月5日の端午の節句にお祝いをするのです。現在はこの日を子供の日と呼んでいます。男の子は雛飾りの代わりに、兜飾りや鯉のぼりを飾ります。時期が近くなりましたら、これについて詳しくお話ししたいと思います。

雛祭りの翌日にはひな人形を片付けなければいけません。それ以上遅くなると、娘の結婚が遅れるという迷信がありました。

歴史的には、人形はおもちゃとして使用されていましたが、現代では展示するだけの目的になっています。

雛祭りの当日あるいは前日、女の子は友達とパーティーを開きます。

代表的な食べ物には、雛あられ、ひし餅、桜餅、甘酒、ちらしずし、ハマグリの吸い物があります。ハマグリの貝殻は対になっているので、夫婦円満の縁起物と言われています。

さらに喜ばしい楽しいことには、全国各地で開催される「流し雛」という催しがあることです。

参加者は藁や紙でできた人形を作り、船に乗せて川に流します。これは流した人の魂の汚れや罪を流すということになります。この儀式は神道のようだと思うかもしれませんが、このような催事のほとんどが日本道すなわち神道の下に行われているのです。

この素晴らしい雛壇をご覧ください。

もしこの時期に、この日出る国にお越しいただけましたら、日本全国でこのような貴重で特別な芸術作品をご覧いただけます。

信じられない紙タコ

信じられない紙タコ

信じられない紙タコ

信じられない紙タコ

たった一枚の紙に何ができるでしょうか?

福田雅代さんにとってこれは無限の可能性を秘めています。彼女の美品を実際に拝見した後、私は彼女を「繊細天才」と名付けさせていただきました。

日本人はとても勤勉で非常に手先が器用であることはよく知られていますね。

ご覧ください。福田雅代さんの素晴らしいアート作品を見れば、私の上記の声は真実であると確信できるでしょう。


紙切りの芸術には忍耐と高度な技術が必要であり、日本人アーティストの福田雅代さんは間違いなくこの並外れたスキルを習得しています。

日本では「切り絵」と呼ばれますが、この伝統的な芸術は、白い1枚の紙から複雑な形状を切り抜き、黒い背景の上に置いて、そのコントラストで絵を強調します。

福田さんは25年間に渡り、切り絵の作品を作ってきましたが、この作品が彼女の最高の作品の一つと考えていることでしょう。

今一度ご覧下さい、このタコの切り絵は印象的な美品です。

この一枚の大きな白紙から作られた名作は、言葉に表現できないくらい、芸術家の真の技術を明らかにしています。

この素晴らしい芸術家はこのように言っています。「私にとって、切り絵の作品を作ることは、私の日常生活のステレスを解消するいい方法になりました。もしあなたがこれを始めたければ、基本的にタント紙、カッター、マット、そして明るい部屋、たったこれだけを用意すれば、それが可能です。


幸運なことに、私はたまたま東京の郊外に住んでいるので、2月21日にメイソン・ド・ネコで福田雅代さんの驚異的なアートワークを見ることができました。


繊細天才福田雅代さんの美品を実際自分の目で見たのですが、それは素晴らしく著しい作品でした。それぞれの作品には細かな注意が払われ、卓越した技術で作られていました。

繊細天才福田雅代さんはとても気さくないい方で、私が展覧会を訪れた時、とても和かに喜んでくれました。

そしてこのイベントの主催者である株式会社KAZAANA代表取締役、樫村健太郎さんにもお礼の言葉を申しあげます。なぜなら、繊細天才福田雅代さんの素晴らしい才能を世の中に広めてくださったのですから。

近々「隠れた宝石」にご招待して、繊細天才福田雅代さんに、切り絵の達人になるまでの道のりや、インスピレーション等についてお話を聞きたいと計画しています。

笑点

笑点

笑点

笑点

1966年5月15日から長期に渡って放送されている、笑点という非常に興味深いテレビ番組があります。

Old Shoten Picture 笑点

これがどんなに長いかという事をイメージしていただきたいのですが、私が30数年前に日本に来てから、既に司会者が3人目なのです。この司会者たちは、この仕事を死ぬまで辞めることはありません。すなわち、辞める時は死ぬ時なのです。

私の愛しの配偶者と私は週末の仕上げに、日曜夕方17時30分から30分間のこの番組を毎週末楽しみにしています。

この番組はとても面白いのですが、時々古い日本語を使うので、分かりづらい時もあります。鋭い頭の回転、毒舌、他のメンバーへの侮辱愛。これはすごいエンターテインメントです。日本語を深く勉強したい方は、これを観れば日本語の麗しさや、ニュアンスが勉強になり、病みつきになるでしょう。

司会者が台本を読み、7人の落語家が色とりどりの着物を着て、面白いジョーク、駄洒落、侮辱、定番のネタなどなど盛り沢山です。そして座布団運びの山田さんをみんなでいじめるのも定番のネタの一つです。

座布団運びってなんでしょう?6人のメンバーが面白い回答をして、司会者が良いと判断すると、座布団運びの山田さんに追加の座布団を持って来させます。しかしながら、回答者がつまらないことを言った場合は、逆に座布団を没収します。そして10枚座布団を獲得した回答者が勝者ですが、滅多に10枚に届くことがないこともギャグの一つになっています。

自分で言うのも何ですが、私はとてもユーモアのセンスがあると思います。それは私のおじいちゃんから引き継がれていると思うのです。笑うということは心と魂に栄養を与えるということです。それが私の今日の笑点。

節分

節分

節分

節分

節分とは日本の春の始まりの前日であり、中国から八世紀に日本に伝わりました。

節分の意味は、季節を分けるという意味で、春の節分の行事は二月三日に行われます。

中国の古い暦ではこの日が元旦となっていたので、前年の全ての悪を一掃し、病気を追い払う特別な儀式が行われていたのです。

この特別な儀式は、「豆まき」と呼ばれます。

豆まきの風習は室町時代から始まりました。

人々は炒った大豆(福豆)を、「鬼は外! 福は内!」と大きな声で合唱しながら、奥外や、鬼の面を着けている人に投げつけ、そして家の扉を勢いよく閉めます。

これは一般の家庭で行われる風習ですが、それ以外にも、多くの人々は神社やお寺で行われる節分の行事にも参加します。私の家の近くの成田山新勝寺では、有名な力士や芸能人などが寺の境内から豆まきをするため、一般の人たちはこの時に撒かれる豆や菓子などを掴み取り、縁起物として持ち帰ります。

この豆は、不幸や悪い病気をもたらす悪霊を追い払う言い伝えがあり、家を浄化する象徴と考えられています。 そして運気を上げるため、地域によって多少異なりますが、炒った大豆を一年に一回、この節分に、自分の年の数と、そして次の一年に幸運をもたらすために、もう一粒を食べるのが習慣です。

二月三日に豆を投げ、悪霊を追い払い、幸運を取り込んで、その後の一年を祝います。
それでは皆さん、毎年二月三日には豆まきをし、不運を追い払い、幸運を取り入れ、素晴らしい一年を!

側高神社ひげなで祭

側高神社ひげなで祭

側高神社ひげなで祭

側高神社ひげなで祭

毎年私たちの家の近くの神社では、奇妙なまでの変わった歴史的な祭りがあります。それはで行われます。

この神社は紀元前660年に神武天皇が即位して18年目に設立されました。神武天皇は、我々の大切な太陽の女神アマテラス大神の子孫というだけでなく、嵐の神スサノオノミコトの子孫とも言われています。

すごいと思いませんか?これは2,532年も前のことになります。

ひげなで祭りというこの珍しい祭りは、毎年1月の第2日曜日に開催されます。y.

この祭りは、口ひげを生やしていた鎌倉時代(1185年-1333年)の偉大な武士、源頼朝を称えるために始められました。源頼朝は、鎌倉幕府の創始者であり最初の将軍でした。彼は1192年から1199年まで統治しました。

さて、このひげなで祭りとはどんな祭りなのでしょう?チームは二手に分かれて競います。これら2つのチームの内の一方が偽物のひげを鼻下に付けます。

そして両チームによって、お椀になみなみと注がれた日本酒をたくさん飲むコンテストが始まります。

どちらかのチームがリタイアするまで、参加者の男性たちは、7〜8杯まで飲んでしまう人もいます。

この女性たちは私に甘酒をサービスしてくれました。

以下の動画では進行役の男性が、「5杯目が注がれます」と言っています。

是非1月の第2日曜日にこのLand Of The Rising Sonにおいで下さい。そして日本でのお見事でユニークな体験の1つとして、この素晴らしい光景をお楽しみください。

狂気のマグロ

狂気のマグロ

狂気のマグロ

狂気のマグロ

個人的には、私は絶滅の危機に瀕しているものは食べませんが、それは私だけなのかもしれません。

またもや日本人は海の幸に桁違いな価格を付けました。

東京の豊洲市場で開催された2020年の新年の初競りで、クロマグロ一匹に1億9千320万円という史上2番目の高値が付きました。

昨年(2019年)、歴史的で伝説的な築地から市場が移転した後、豊洲で初めて開催された新年の初競りの最高額記録のクロマグロは、もう全て食べられてしまっているはずですが、3億3千360万円というとんでもない金額でした。

さて、今年の話に戻りますが、276Kgのクロマグ1kgあたりの金額は、なんと70万円です。

今回落札したのは、東京を拠点とする寿司レストランチェーン「すしざんまい」の運営会社である喜代村コーポレーションでした。

同社によると、昨年まで首都圏の主要な魚市場があった、築地近辺のチェーンのレストランでこのマグロを提供すると発表しました。

マグロは確かに美味しいのですが、私にとって、そこまで特別なものとは思えません。

新鮮なアワビの肝やウニは高価なマグロに匹敵する美味しさです。

脂がのった戻り鰹、ヒラメのえんがわ、カニ味噌で、あなたの味覚は更にくすぐられるでしょう。

あなたに約束します。たった一口に10,000円を支払うことなく、食事が終わった後、とても満足な気持ちになることを。ましてや、絶滅に近いクロマグを食べなかったという良心も残ります。