最後の一滴
日本と日本人の精神性における最も驚異的な点の一つは、日本人が太平洋のど真ん中に浮かぶ資源に乏しい島国に住み、農耕社会を基盤としながらも、その創意工夫と器用さによって文化的・知的・経済的に飛躍を遂げたことである。
日本人は豊富な天然資源によってではなく、精密さ、規律、そして適応力によって世界経済の頂点へと上り詰めた。一九九〇年代初頭に至るまで、地球上で第二位の経済大国となったのである。実に驚異的な偉業であった。
そしてバブルは崩壊した。しかし幻幻的な軌道を歩む日本人の本質は揺らがず、彼らは次なる日本式マスタリーの段階へと歩みを進めた。
日本は崩壊したのではない。むしろ、ほとんど氣づかれぬほど静かに、粗野な拡張の時代から、より洗練された段階へと移行したのである。それは日本文化と日本人の品格を映し出していた。
支配から共鳴へ。ハードパワーからソフトパワーへ。世界がそれを完全に理解しているか否かに関わらず、日本人はその本質に深く刻まれた文化的エネルギーの段階へと進んでいる。
日本人の次なる軌道は、人類が直面する最も困難な問題の一つを解決することである。すなわち、我々は今後どこから電力を得るのか、という問題である。
次に日本から現れるものは、常温核融合とゼロポイントエネルギー、そして神秘的なイエローケーキ(U₃O₈)である。その魔法こそが、日本から生まれる次なる物語となる。
次なる問いはこうだ。有毒な石油と硫黄ガス田が、人類の恒常的重ね合わせ状態に不要となった時、最後の一滴の石油の価格はいくらになるのか。
探究心ある者たちは、その答えを知りたがっている。
それは日本的創意工夫による新たなパラダイム文明第三段階へと繋がっていく。このエネルギー論は、日本人のDNAの核心とセイティから、私を通じて届けられる新しい現実である。
セイティはすでに予言している。最後の一滴の石油の価格は〇円になると。
そして人々の困惑した表情は叫ぶのである。「そんなことが本当にあり得るのか?」と。
この問いへの答えは、日本という国家全体に安堵をもたらすことになる。
無限に近い新たなエネルギー領域が、日本の電力需要を支える。そして日本人にとって、解放こそが新たな現実となる。
見届けるがよい。この欲望と搾取に満ちた油まみれの物語の終焉を。
外洋を掘削し、原始的な粘つく油の泥を追い求める時代。シェブロンの汚れた袖の中には、数多くの策略が隠されている。
日本という国は、万物に生命が宿る世界すなわち「万物」によって、完全に満たされていく。
世界が新たなエネルギー格子の時代へと移行した時、日本人は何を成し遂げることができるのか。その答えが分からぬなら、明治天皇に尋ねてみるがよい。
日出ずる国では、勤勉で優秀な人々が新たなエネルギー需要の時代を創り上げている。それは現代文明と文明第三段階の基盤となる。
尽きることのない電力で国家を活性化し、日本の精神とその無限の活力を蘇らせる。このエネルギー論の魔法は、革新的な日本人によって、ぽかぽかとした温もりと共に世界へ届けられるのである。