鎖国 2.0

鎖国 2.0

鎖国 2.0

鎖国 2.0

鎖国とは極めて重要な日本の歴史的な言葉でしょう。

1603年から1867年の間に起こったのが名付けて「鎖国1.0時代」

江戸時代として知られ、徳川家の鋭い刃によって支配されていました。

Tokugawa Clan - Land Of The Rising Son

徳川幕府が厳しい社会秩序と、千年以上に渡って進化してきた日本人の厳格な社会階層システムを強行していました。

その後264年の間に、日本人は「形式、秩序、過程」の原則に支えられた並外れたシステムの文化を培ってきたのです。

戦国時代という残忍極まりない時代を経て、駆け出しの日本が治安を維持するために、厳しい社会階層を強制的に守らせるという、計算ずくの残忍性は見逃せません。

日本の川は血で染まっていました。

Samurai Battles in Sengoku Period 16th Century - Land Of The Rising Son

徳川時代の平和と安定、そして経済発展は、明治維新後の急速な近代化の舞台となったのです。

なぜ日本人が264年間の鎖国を経て開国しなければならなかったか、ここにも重要な歴史的教訓があります。

帝国主義的なアメリカの砲艦外交です。

Gunboat Diplomacy Pearl Harbor Through Japanese Eyes - Land Of The Rising Son

ペリー提督はアメリカ合衆国の代表として、4隻の艦船を従えて来日しました。

日本の役人は一時、ペリー提督と話すことを拒否していましたが、攻撃の脅威にさらされ、ミラード・フィルモア大統領からの書簡を受け入れました。

Freemore Coin - Land Of The Rising Son

ペリーは日本政府に対外関係樹立を検討する時間を与えた後、1854年3月に9隻の船とともに東京に帰還しました。

3月31日、ペリーは日本政府と神奈川条約に調印し、アメリカ貿易開始と、日本でのアメリカ領事館の設立を許可しました。

日本人は、アメリカ人の手による暴力と破壊の脅威の下で、国際貿易に国を開くことを余儀なくされました。これは非常に恐ろしい事ですが、今日に至るまで世界中で同じことが行われてきています。

Bombs Away The USA bombing List Since WW2 - Land Of The Rising Son

歴史的な出来事によって、人類の歴史上最も偉大な成果のひとつである、西洋の最良のものを反映した日本の工業化、そしてそれ以上のものが始まったのです。

明治時代の終わりからわずか7年後、新たに近代化した日本が、第一次世界大戦を終結させたベルサイユ講和会議で「五大国」の一つと認められました。歴史の教科書が証言しています。

日本人は「形式」「秩序」「過程」に従い、日本国を発展させる思想を持っています。ペリー提督や近視眼的なアメリカ人は、その現実に触れ、何を達成することができるかを目の当たりにし、愕然としたでしょう。

Perry’s Arrival and the Opening of Japan - Land Of The Rising Son

鎖国2.0が開始されたのは、2020年3月のSARSからではないでしょうか。

ウイルスというと微小なイメージがありますが、ウイルスには様々な形態があり、まず自分の心の中にウイルスが潜んでいないことを確かめなければなりません。

Brainwashed Zombies on the Cell Phone - Land Of The Rising Son

私たちの住む地球は、疫病や紛争が絶え間なく発生し、制御不能な状態に陥っています。

もう一つ、非常に重要な日本のプロトコルが登場します。日本国民が自由な観光を永遠に拒否する理由が、これで分かるでしょう。

日本人の文化的特質として、「建前」と「本音」が深く根付いていることが挙げられます。

建前:誰もが口先だけで作り上げる現実

本音:本当の気持ち

what is hone and tatemae - Land Of The Rising Son

現在、日本が外国人観光客に開放される事は、茶番劇のようなものなのです。

非常に残念なことに、外国人コミュニティーの多くの長期滞在者は、観光を中心に生活を築き、好奇心旺盛で大胆な人たちに非常にユニークな体験を提供してきましたが、今や底なしの不安のどん底に突き落とされています。

残念ながら、日本の目の前にトゥキュディデスの罠が迫っています。今次々と押し寄せる、不安定で予測不可能な地政学的難問の中で、日本の役割は一体何なのか、深く考えなければならないのです。

Destined for war – can America and China escape Thucydides's trap - Land Of The Rising Son
おそらく、日本人は様子を見ながら、状況の流動性に応じて必要な措置を講じていくことになるのでしょう。

日本の政治家や、その顔色を伺う秘書に何ができるでしょうか。

Taro Aso Looking Really Stupid - Land Of The Rising Son

実際に国を動かしているのは、顔の見えない官僚たちです。そして間違いなく、日本の老人たちは、日本のシステムを前進させるために、頭の働かない官僚の歯車に過ぎないのです。

MITI and the Japanese Miracle - The Growth of Industrial Policy, 1925-1975 - Land Of The Rising Son

日本の官僚は、厳しい官僚試験に合格するために必要な、深い教化によって鍛えられており、彼らは日本の発展、つまり現時点では自由放任の観光業には全く興味がないのです。

日本という美しい古代国家に、勝手に歩き回る外国人観光客の群れがいなくなるという事を、観光業以外のほとんどの日本国民が歓迎するでしょう。そして長期日本滞在者達も同様に歓迎するでしょう。

Reclining Buddha temple priests frustrated by foreign tourists' bad manners - Land Of The Rising Son

参政権のパイオニア – 木村駒子

参政権のパイオニア – 木村駒子

参政権のパイオニア – 木村駒子

参政権のパイオニア木村駒子

日本女性の憲法を否定することはできません。

日本社会における女性と、その位置づけについて、先入観を持っている人は多いでしょう。

日本女性らしい仕草といえば、手で口元を隠してクスリと微笑むイメージが強いかもしれませんね

Japanese Women Wearing Kimono Laughing - Land Of The Rising Son

あるいは、ママチャリに乗った専業主婦が、子供を連れて買い物に出かけるというイメージもあるでしょう。


小泉八雲がその代表的な著作で明確に謳っているように、日本の男と女は、まさに別々の種族のように 異種族である。

木村駒子、1887年7月29日東京生まれ。戦前は革新的な日本の女性参政権論者、女優、舞踏家、劇場支配人、そして雑誌編集者でした。

並外れたビジョンとパワーを持った注目すべきこの日本人女性は、世界の女性参政権運動において、知る人ぞ知る歴史上の人物となっています。

木村駒子 - Komako Kimura - Flyer- Land Of The Rising Son

この驚くべき日本人女性は、20世紀初頭の女性の権利の最初の提唱者の一人として、特に侍文化、絶対的男性優位のという特殊な日本文化のルーツを持ちながら、最も困難で重要な仕事を担ってきました。

駒子の活動は、日本と西洋における女性の権利と女性参政権運動を形成しました。

駒子は、学校で学んだ、オスカー・ワイルドやラルフ・ウォルドー・エマーソン などの作家や哲学者から発想を得ました。

オスカー・ワイルド - Oscar Wilde - Land Of The Rising Son
ラルフ・ワルド・エマーソン - Ralph Waldo Emerson - Land Of The Rising Son
また、スウェーデンのフェミニストで、初期の女性参政権運動の中心人物であったエレン・キーの思想からも深い影響を受けています。

キー女史は、エポックメイキングな作品を書き残しました。
子供の世紀(1908年)
女性運動(1909年)
愛と結婚(1911年)
上のリンクをクリックすると、これらの重要な書籍を読むことができます。

エレン・ケイ - Ellen Key - Swedish Woman Suffrage Pioneer - Land Of The Rising Son

当然ながら木村駒子は、演劇活動においても、女性参政権運動の推進においても、その挑戦的な行動で、大きな物議をかもしました。

駒子は、男性中心の社会で、女性が活躍できる唯一の方法として舞台を愛し、そしてこう言いました。

「舞台女優だけが、事情通の男と話ができる。」

木村駒子は有力者の男性達に声をかけ親睦を深め、自身の存在感を強く高めました。そしてその男性達も駒子の意見に耳を傾けるようになり、駒子の影響を受けたたのです。

木村駒子はまた、次のような運動を起こしました。

1912年に西川史子、宮崎美津子らと共に「真新婦人会」を立ち上げ、「新真婦人会」と題する講演会、雑誌を発行しました。

1912年新真婦人会 - Land Of The Rising Son

駒子の最初の講演は1913年でした。

「女性のための愛と自己実現」

駒子は「新真婦人会」誌をアメリカ、日本、ヨーロッパで流通させました。

駒子は最初の論文で、単に法律を改正して男女同権を実現したいのではなく、女性が男性と同等の教育を受け、もはや男性に頼ることなく自分の意思で物事を決定できる、強い意志と思慮深さを持った男女主義者を育てることを目標としていると述べました。

木村駒子 - Komako Kimura - Newspaper Article - Land Of The Rising Son

日本では、1917年に駒子がアメリカを訪れる5年ほど前から女性参政権実現に向けた取り組みを行っていました。しかしそれは徒労に終わったのでした。

資金問題、政府の反対、日本では女性の権利運動に関する前例も無く、このような問題が駒子の本格的な進展への取り組みを阻んでいました。

駒子は、服装や化粧で自分を表現するアメリカの女性たちに憧れ、刺激を受けるために渡米しました。

しかし服装や化粧が、女性が自分自身を個人として表現することと、どのような関係があるのでしょうか。

ガングロ祭り- Ganguro Matsuri- Land Of The Rising Son

多くの女性たちが「美しさ」や「女性らしさ」という浅はかな概念のために、貴重な時間と才能を浪費するように陥れられているのです。

駒子は2度目の訪米で、女性初の下院議員ジャネット・ランキンやウッドロウ・ウィルソン大統領と会見しました。

また、1917年10月27日にニューヨークで行われた女性参政権行進に参加しました。日本の正装をした木村駒子を見て、アメリカ人が驚いたことは有名な話です。

木村駒子 - Komako Kimura - Women Suffrage Parade New York 1917 - Land Of The Rising Son

「新真婦人会」は1918年1月まで続きましたが、その後日本政府によって廃刊となりました。

この雑誌は、結婚を批判し、日本で初めて避妊について率直に語るなど、当時としては赤裸々で過激な内容で知られていました。

そして彼女の公開講演会にも弾圧が及び、公共の場での集会は許されなくなりました。

このような日本政府の動きに対抗して、駒子は「無知」という題の戯曲を書き、主演を務めました。

Ignorance Is Not Bliss - Land Of The Rising Son

案の定、日本政府はこれを快く思っておらず、「おとなしい女性の役に戻れ、さもなければ劇場を閉鎖する。」と忠告してきたのです。

しかし、駒子は政府の要求には屈せず、自分の劇場の公演を全て無料としました。

革命、開拓者としか言いようがない でしょう!!!

これに対し、政府は駒子を逮捕しました。

裁判で駒子は自分自身の弁護をしました。その結果、皮肉な事に、政府は駒子の活動を妨げるどころか、知らず知らずのうちに後押しする事になったのです。裁判を通じて駒子のメッセージは世間に広まり、女性の権利と参政権のための戦いが国中に知れ渡ることになったのです。

偉大な女性の想像力は、限界を知りません。

成功や栄光への道は、多くの場合、逆境から生まれます。

よくある事です。

The path to success and glory resides in adversity - Land Of The Rising Son

木村駒子の著作、演説、パフォーマンスは日本の女性参政権運動にとって不可欠なものでした。そしてとうとう1945年の選挙法改正で、日本女性に初の選挙権が与えられるに至りました。

間違いなく、歴史的な女性参政権の開拓者である木村駒子と、世界の姉妹達に代わって、請願活動を行った世界の女性たちが、女性参政権運動の真の開拓者なのです。

木村駒子と当時の女性達は、未来を切り開くために必要な土台を築きました。それを受け継ぐ者達は、画期的な女性参政権運動の巨人たちの礎の上に立っていることを忘れてはなりません。

木村駒子 - Komako Kimura - Flapper Style - Land Of The Rising Son

固定概念を捨てる

固定概念を捨てる

固定概念を捨てる

固定概念を捨てる

先入観とは何でしょうか?

なぜ、潜在意識に植えついた厄介な考えを認識することが重要なのでしょうか?

先入観の存在に気付かず、自身の中に大きな偏見に持つようになる人間は、意味のない人生を送ることになるでしょう。

Preconceived Notions Evil - Land Of The Rising Son

子供の頃から受けた教育と、その後の体験や経験が、個人のハードディスクを構成していくのですが、そこには多くの先入観や捏造された偏見を含んでいます。

そして記憶と主観を知らず知らずにアクセスし、選択をする事によって、自分だけの人生の旅路となるのです。

しかしながら、母国語を話しながら特定の教義の下で育てられると、先入観が薬物のように心の中に埋め込まれ、その結果、簡単にコントロールされ、操作されるようになってしまいます。

Preconceived Notions Control Weal Minds - Land Of The Rising Son

自爆テロ犯が神への賛美を歌いながら、罪のない人々や自分自身をも殺害してしまうのを見れば、テロリストが文化的、宗教的洗脳による特定の観念に囚われている事がわかるでしょう。

同じように道徳的に嫌悪を抱くのものとして、キリスト教の教えがあります。反いた者は、存在するはずもない地獄という場所で、騒乱の中の拷問、そして精神をも永遠に痛めつけれれるのです。

洗脳された心、この場合はハードディスクを消去する必要があります。

自身の習慣、儀式、伝統の記憶は、信じられないほど世界を多様で豊かにし、この地球をより快適で奇跡的なものにしてくれるでしょう。

 Hard Drive Wipe - Land Of The Rising Son

ハードディスクの隅々まで、奥深い美しさがあふれているのです。

心の引き出しから大切な思い出を取り出し、この多様な世界の素晴らしさを再認識してください。

Japanese Forest - Land Of The Rising Son

今こそ、自分の精神、心、魂に大きな混乱をもたらす先入観を認識する時です。

致命的に悪影響と思える概念は、嘘の墓場に埋葬しましょう。

正気という神聖な道への唯一の道は、全ての不快な先入観のハードドライブを拭き取る事です。そして自身の魂の調和を取り戻しましょう。

Solar Flare - Land Of The Rising Son

ハードドライブを若返らせ悟りを開けば、間違いなく実用的で有意義な人生への道を早める事ができるでしょう。

オープンマインドで生きてこそ、私達の共通の目的を認識することができるのです。

さあ、先入観のない世界と、大切な子孫にふさわしい調和のとれた地球を築き始めましょう。

Ise Jingu at Sunrise - Land Of The Rising Son

 

コール ミー グランドファーザー

コール ミー グランドファーザー

コール ミー グランドファーザー

コール ミー グランドファーザー

私の初孫には「グランドファーザー」と呼んでもらいたい。

となると、日本語を母国語とする彼にとって、発音が問題になるでしょう。

Mother Tongue and Identity - Land Of The Rising Son

英語は世界的なコミュニケーションツールですが、発音の難しさが日本人を永遠に苦しめることになっています。

英会話のほとんどに、日本人にとって耳慣れない発音が含まれているからですね。

孫に「グランドファーザー」と言わせることで、この後一生つきまとう発音の練習きっかけになるでしょう。

「グランドファーザー」の頭にある「R」の発音は、日本人にとって大の苦手であると共に、二重子音の「GとR」にもなっているので更に厄介です。

更に後ろの「TH」の発音も苦手ですね。

ポイント
(1)日本語には二重子音が存在しない。
(2) 日本人にとって、最も難しい発音は、「R」と「L」、そして「B」と「V」と「TH」である。
(3)日本語には非常に微妙なニュアンスが含まれており、これが日本語を学ぶ外国人の悩みの種である。

常用漢字表 - Land Of The Rising Son

島国日本では、混血児のことを「ハーフ」と呼ぶことがあります。

「ハーフ」という呼び方は西洋の英米人の間では異論があるようですが、実は日本人は戦後間もなくから、無邪気に混血児を「ハーフ」と呼んでいました。

日本の私の住む田舎では、私の娘もそう呼ばれていました。

Sarah - Avatar - Land Of The Rising Son

しかし古臭い「ハーフ」という言葉に代わって、現代的でより適切な用語である「ハイブリッド」と呼んではいかがでしょうか。

さて、私の孫の誕生は本当に幸運なタイミングでした。

というのも、孫の誕生からちょうど1ヵ月前、私の父であり、私の孫の曽祖父が神様になったばかりだったからです。

今は亡き私の父の魂が、我が一族のDNAを後世に残すべく、曽孫に転生したのです。

父は死ぬまで「生まれながらの人情」を忘れない人でした。そして幸運にも、彼が出会った全ての人々に愛されてきました。

Lawrence Joseph Filiatrault - June 15, 1935 ~ April 5, 2022 - Land Of The Rising Son

この異常な時代に、すべての人が考えなければならないことは、「どのような世界を後世に残すのか」ということです。

太陽の子孫達にどのような世界が残されているのでしょうか?

本来、全ての子どもたちは純粋に生まれてきます。

innocence of a child - Land Of The Rising Son

しかし、文化的、社会的な儀式の影響により、その純粋な子供達も、人種や宗教という概念を内に秘めるようになります。

残念なことに、特に宗教に関しては他の宗教との共通点を認める事は少なく、粗探しから始まり、そして偏見へと繋がります。

私達の世界と子孫の未来のために、私達の子供や孫達は、自分たちの文化の接点を全体的に理解する必要があります。

Asian Values- Filial Piety - Land Of The Rising Son

また、他の文化やその中に含まれる独自のプロトコル、物語、神話の重要性も認識しなければなりません。 

さて、日本人は常に他国の文化を取り入れ、それを日本的な上質な物に作り変えるという素質を持っています。

そして今、私達の孫の世代はテクノロジーという素晴らしいツールによって、世界中の同好の士が集う奇跡的なコミュニティを構築する機会を得ました。

未来の指導者達は、世界中の多様な文化的特徴を理解し、共通の人間性を示し、世の中の脆弱な部分を補い、統一された世界全体へと導いてくれる事でしょう。

凰玄くんコール・ミー・グランドファーザー。

どうぞよろしくお願いします。

グレイビーめし

グレイビーめし

グレイビーめし

グレイビーめし

日本人の友人に、私が作ったグレイビー(肉汁ソース)を、よくご飯にかけて食べてもらうのですが、とても喜んでもらえるのが私の楽しみです。

西洋と東洋の食文化が出会ったことで、主食である白米と肉汁たっぷりのソースが相俟って、他には代え難い風味が生まれるのです。

日本人は米を最も大切にしています。そのことが神聖な穀物への文化的意義と日本文明の進化へ繋がったに違いありません。

Rice Fields in Japan - Land Of The Rising Son

西洋人が豚肉を焼く時に出る肉汁も、重要な意味を持つかもしれませんが、日本人にとっての米に対する文化的な思い入れとは異なるでしょう。

伝統的なフランス系カナダ人の私の父は、やはり豚肉と米の組み合わせが大好物でした。

そしては豚肉の脂の風味が大好きで、朝食で焼いたフライパンに残ったベーコンの脂を取っておき、パンケーキを焼く時に再利用していました。それは世界一のパンケーキでした!

Save Your Bacon Grease - Land Of The Rising Son

Pancakes Maple Syrup Bacon - Land Of The Rising Son

その脂で卵を焼くのも好きだったのですが、健康に悪いので、ある時から私の母に禁止されてしまいました。

Eggs Cooked in Pork Grease - Land Of The Rising Son

さて、日本では大きな肉を丸ごと焼くことがあまりないので、大きなオーブンがある家庭も少ないでしょう。

オーブンは料理に凝った人以外には必要ないでしょう。

一般的な日本の主婦は、台所に必ずある魚焼きグリルで、家族の一人一人に一匹ずつ、一切れずつの魚を焼くのが関の山なのです。

パロマコンロ - Land Of The Rising Son

魚頭焼き- Land Of The Rising Son

日本人にはグレイビーという概念がないからこそ、マジックがあるのです。

デミグラスソースや照り焼きのタレも美味しいですね。しかし本物のグレイビーめしって物を食べてみたいと思いませんか。

焼肉のタレ- Land Of The Rising Son

この特別な肉汁かけご飯は、たった一握りの限られた、運のいい人だけが、一生に一度体験できるかもしれないという貴重な代物です。

思い浮かべてみて下さい。豚の脂に小麦粉をそっと忍ばせ、秘伝の調味料をふりかけて作る肉汁と、地元千葉県産の神聖な美味しい精白米との出会い。ああ思い出しただけでよだれが出てきてします。この料理はカナダの我が一族の秘伝の肉汁レシピから作られています。

Enlightenment- Land Of The Rising Son

日本人が肉汁に出会った時、日本と西洋の食文化が融合し、グレイビーめしというありえない組み合わせが生まれようです。

そして付き合わせには、ニュージーランド産のグラスフェッドバターと青森県産の新鮮なニンニクをたっぷり使ったベイクドポテトをプラス。なんとも本格的な雰囲気ですね!

オーストラリア産のマカダミアナッツオイルとハーブやスパイスをふりかけると、更にジャガイモの風味がより一層引き立ちます。

グレイビーは、色々な材料から作ることができます。

一番有名なのは、西洋の祝祭日によく登場する七面鳥ですね。

ビーガンの人向けには、肉を使わないグレイビーを作ることもできます。

野菜スープキューブと、ビーガンが使える魔法(塩、ハーブ、スパイス)で代用できるのです。

グレイビーめしは「人生」にも例えられるかもしれません。

安心できる土台である米に、人生のスパイスとなる肉汁をかける。

Rice Stalk - Land Of The Rising Son

日本人とは

日本人とは

日本人とは

日本人とは

日本人は古来より「型」に基づいた文化的環境の中で生まれ育ちました。

何世紀にも渡り先代から伝わる厳しい指導を受け、日本人一人一人が自然に第六感を養い、日本的な美意識を身につけてきたのです。

デザインの美学は職人技というだけでなく、日本社会で成功するために不可欠な、秩序工程といった、概念的で崇高な社会的プロトコルにまで意識を広げていたのです。

Japanese Rock Garden - Land Of The Rising Son

形、秩序、工程は、日本社会の三本柱であり、日本古来の制度の基盤でもあります。

日本人は、島国という環境によって孤立し、何世紀にもわたって日本式の型制度の中で生活してきたため、他国の習慣、行動、習慣にほとんど触れることがありませんでした。

そのため自分達のやり方からの逸脱に敏感でした。

1860年代に日本に工業主義が導入された時も、武士階級が消滅しても、日本の型文化が終わることはありませんでした。

Industrial Japan - Land Of The Rising Son

「型」という概念は何千年にもわたって大切にされてきたもので、日本人であることの根源的な部分にまで浸透しています。

「型」の核となる哲学は進化的であり、日本人の精神に不可欠な要素なのです。

そして「型」というものは、日本人の習慣や風習の中にも深く入り込んでいます。

日本古来の型文化は、徳川幕府の崩壊後も進化を続け、1867年の明治維新から始まった工業化経済発展の中で、暗黙の了解として自然に浸透していきました。

態度や行動が伝統的な「型」のやり方に合わない者は、日本の上位の制度から外されました。

会社や組織でも、この国の「型」に合わない者は排除されました。

Japanese fans cleaning up the stadium after soccer match - Land Of The Rising Son

今日でも、綿密に構成された初等・中等教育を見ると、非常に特殊な「型」を観察することができます。

日本の義務教育が始まって以来、制服の着用や、お辞儀の仕方、厳格な授業中、給食の配膳など、すべて社会の形式、秩序、工程を表すプロトコルでしょう。

生徒一人一人が文化とシステムの均質な産物として形成されるように設計されており、「型」どおりに日本人であることの意味を植え付けるように設計されているのです。

幼少期から10代にかけてこのような厳しい規則の中に置かれた結果、共通の「日本人」としての特性が強化されるのです。

Bowing in Japan society protocol Form Order Process - Land Of The Rising Son

この統一された特性は、革新的な役割を果たしています。

明治維新以来、日本人は多様性プロトコルの先駆者であり、この厳しい社会の掟に従うことができる者は、どんな階級の者でも組織の中で成功することができると言ってもいいでしょう。

日本人の「型」による性質は以下の通りです。

1.  明確に定義された排他的なグループで一緒に仕事をすることを強制される。

2.  自分たちのグループと日本に対する厳しい忠誠心。

3. 高度なバランス感覚、形、秩序、プロセス。

4. 精密さ、正確さ、正しさに対する直感的な感覚。

5. 手先が器用で、特に細かい作業を得意とする。

6. 一心不乱に仕事に取り組む素質がある。

7. 誰よりも優秀でありたい、誰よりも優れていたいという強い欲求がある。

Discipline, patience and loyalty - Land Of The Rising Son

ここで注意。

例え自分が優秀であっても、社内の調和を保つためには、謙虚な仮面の下にその才能を隠しておくことが必要です。「脳ある鷹は爪を隠す」

現実とは。

日本の集団主義や共同体とは対照的な、個人主義的なエゴイズムの状態で働く人々と比較すると、形、秩序、工程という概念により、肉体的、精神的に整えられた日本国民全体が、大きな優位性を持っているとは思いませんか?

さて、「型」の概念の良いところばかりをお話ししました。しかし、最後に以下のような側面もあることを確認しましょう。

1. 自分で考えて行動することができない。

2. 家族、学歴、大学、会社の規模、地位などで、全ての人をステレオタイプ化する。

3. 何か提案をして周りとの摩擦を起こすより、何もしない方がいいという事なかれ主義の傾向。

4. 外から圧力がかかるまで、現状を維持しようとする傾向。

5. 日本人と他の国籍の人や人種は別のものと考えてしまう。

日本社会の基盤は型文化にしっかりと根ざしています。そして「日本道」の形・秩序・工程の精神が常に現れているのです。

Ise Jingu Banner - Land Of The Rising Son